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 RAIDとバックアップ違い

RAIDとバックアップ違い

データの管理者、もしくはパソコンを日常使っている私たちでも、データの保存については事前に考えておいた方がいいですね。
私も何度かデータが見られなくなってしまったことがありましたが、今はバックアップをとっているので大丈夫です。

さて、ファイルサーバーのNASを使ってデータの保存をする場合、RAID対応のNASと他のメディアを使ってのバックアップの違いについて見ていきましょう。

<RAIDとバックアップ違い>
NASサーバーについているRAIDは、データを複数のハードディスクにも自動的に残しておく方法です。
常に最新のデータが残っていて、万が一、ハードディスクのいくつかが壊れてしまっても、他に生き残っているハードディスクがあれば、データを呼び出し、また作業することも可能です。
外付けHDDやMOディスクによるバックアップは、バックアップを取った状態でのデータが保存されます。
ですので、定期的なバックアップや、システム変更時、そのた節目などでバックアップを取らないと、バックアップデータとしてあまり効果のないものとなってしまいます。
バックアップの方法には、「フルバックアップ」「差分バックアップ」とありますので、うまく使い分けましょう。

<RAID>
■メリット
バックアップを忘れてしまっても、一つでもハードディスクが稼動していれば、最新のデータをまた呼び出すことができます。
バックアップに時間を取られないというメリットもあります。

■デメリット
ハードディスクが全て壊れてしまうと、もう手の施しようがありません。
また、NASの中のハードディスクを取り出し、他のパソコンやサーバー等で取り扱えるようにすることは、時間も労力もかかります。
また、データそのものが消滅してしまう可能性も捨てきれません。

<バックアップ>
■メリット
地震や落雷などでNASのデータが壊れてしまっても、外付けHDD等でバックアップを取っておくと、そのバックアップを取った状態から作業を再開することができます。
また、外付けHDDやメディアを使うことで、他の場所、パソコンなどでも容易に作業することができます。

■デメリット
フルバックアップには時間がかかります。
そして、いつも最新のデータが残るとは限りませんので、最後にバックアップをとってから作業したデータはバックアップの対象外となります。
たとえば、一週間に一度、月曜日の夜間0時にフルバックアップをしたとします。
そして、毎日9時に差分バックアップを取った場合、火曜日の18時頃にNASのデータが消えた場合、火曜日の日中に作業したものは、「0」になります。

<まとめ>
RAIDとバックアップの違いを理解して、両方稼働させるのが、一番安全な方法です。
また、持ち出し容易なメディアに記録した場合は、データの管理、メディアの管理に細心の注意を払ってください。